歳を納めタイ(10.11.12魚種目)

皆さまアカメぶりですね
松方ノブナガです
誰が言い出したんや松方って
高井やねん俺

ということで今回はひっさしぶりの釣りに行って参りました。
というのもですね、私事ながらかわいいベイビーちゃんが産まれまして、なかなか釣りに行く時間が取れなかったのです。
マジで子育てって大変
嫁ありがとう
ぴえん

そんな僕がアカメ釣行から約4ヶ月
次に狙う獲物はこの方

マダイ

なぜマダイなのか察しの言い方はわかるかもしれません。
そう、一生に一度の一大イベント

お食い初め


いやーこれがまた奥さん気合い入っちゃって
料理とか全部手作りとかしちゃって
なんやったらそれ用の服まで生地買ってきて裁縫しだしちゃって

俺ができることは

魚釣ることぐらいしかないんや


という釣りに行く口実をしっかり作ったところでやってきました

京都府は舞鶴Tops Japanさん

舞鶴でディープタイラバといえばココ!な
見た目のいかつさとは裏腹に死ぬほど優しい船長が手取り足取り教えてくれる僕の大好きな遊漁船です。
ブル研メンバーKei-chanの庭でもありますね。

ここで僕としても初めだったのが1人オフショア。
釣りに行けるのが金曜日しかなかったのでなかなか釣り仲間も時間が合わず、今回ははじめての1人乗船となりました。

船長には事前に

お食い初めの鯛欲しいんですぅ〜

と伝え、無事出船。

他のお客様達はアマダイ狙いのかたもおり
マダイとアマダイどちらも狙えるポイントへ。
着くなら早速200gのタングステン(レッドスナイパー)を投下していきます。

ちなみにタングステン、単純に言うと小さくて重いので底が取りやすいのですがお値段の方がまぁまぁいきます。
僕はこれを宝石と呼んでいます。

話を戻しまして釣りの方ですが、僕はタイ狙いなのでタイラバを底から3.40m上まであげる動作を繰り返している中、他の方はアマダイ狙いなので徹底的な底狙い。
船前方の方に早速ヒットしています。

上がってきてパッと見えたのは良型のアマダイ。
他の方も時間が進むにつれてポツポツと釣っておられました。

でも僕はタイ狙いだから3.40m…

娘のお食い初めのために。

今回は絶対に釣って帰らんとあかんのや


アマダイ釣りたい


あかーーーーん!!!

と脳内1人葛藤を続けながらしばらく根気よく巻いているとアタリが…
手に伝わる感触からサイズは全然かなと言ったところですが、いかんせん元気でよく叩きます。
実はちょうどいいサイズのマダイなんじゃね?と思いながら上がってくると…

シンクでごめん10魚種目

(前回アカメで10魚種目のつもりでしたが、ナマズを2回カウントしており、この子が10魚種目になります。お詫びして訂正いたします(誰に))

そこそこ良いレンコダイさんでした

なんでしょうねこの何ヶ月ぶりかの魚の感触
本命じゃないにしてもすごく嬉しくて釣りの楽しさを噛み締めた1匹でした。
あとレンコダイが釣れる時は正解に遠からずと言うのも過去船長から聞いていたのでタイラバのセッティングに割と自信が持てます。

次こそはタイやで〜なんて調子に乗りながらまた宝石を投下
さ、底ついたからあげよ〜

フッ

フッてなに
テンションかかってないけど
なに

青物フォールで食って走ってる!?!?

いえ

選ばれたのはエソカッターでした

周りでもエソがちょこちょこ釣れており、嫌な予感はしたんです。

ちなみに知らない人のために補足すると、エソという普段カマボコにされてるような魚がタイラバやジギングをしていると釣れることがあるのですが、こいつの特徴は何と言っても

歯が鋭いこと

ギザギザのカミソリみたいな歯をしています。
そしてキラッとした物とかに反応してしまうのでよくリーダーやPEラインが切られちゃうんです。
このエソ君、ラインは切っていくわ食おうにも小骨が多すぎて食べれないわでなかなか厄介な魚です。

ということで宝石1つロスト

まぁでも仕方ない
そう自分に言い聞かせ釣りを続けます。

ここでこの日のコンディションを頭の中で整理
いかんせんこの日は初め少しだけ風は吹いていたもののほぼ無風、潮もゆるく正直どの重さのヘッドを落としてもほぼバーチカルに、真下に落ちていく日でした。
ディープドテラと呼ばれるこの釣りではやはり風があってタイラバを船から遠くに飛ばせた方が一般的には良いとされています。
まぁでもないもんはないので開き直ってやるしかないのです。
どうせ飛ばないのなら早く落ちて底に埋まってアマダイも狙えるようにと240gのヘッドを選択。
ここからも変わらず3.40まで上げてを繰り返します。
根気よく繰り返していると
底からふわっと上がったぐらいで

ココン

カンッカンッ!

アタリです
落ち着いてスイープに巻き合わせを入れ上げてきますが、すぐギブアップと言わんばかりに引かなくなる魚。
そうこれがあいつです
周りの方が狙っている大本命

アマダイ(11魚種目)

京都の方ではグジと呼ばれる高級魚な彼
そこベタに穴を作って住んでいて泳ぐ能力があんまりない引きこもり君です。
ですがその分、上質でアマダイ特有の柔らかさを持った白身を楽しむことができます。
仲間でシロアマダイというやつもいますがそいつの方が上手いという方もおるとかおらんとか
この子は一般的なアカアマダイです。

いやーこれ大人が喜んじゃう

だっておいしいんだもんほんとこれ


素直にかなり嬉しいです。

でもやっぱり本命はマダイ

娘のためならお父ちゃん頑張る


と意気込んだ矢先

非情のエソカッター(本日2回目)

いや、マジで高いんよタングステン
エソとかに簡単に切られてええもんちゃうんよ

わかる?

前回のアカメからなんですが、1人で行ってるとあまり喋らないので、脳内大会議が釣り中には常に行われています。

タングステン切られてリーダー組んでる時が1番悲しい


はい、釣り続けましょう。
この後もアタリはあるものの真鯛らしきアタリは感じ取ることができず、たまに当たったと思ったら…

ウッカリカサゴ(12魚種目)

船長「はい、これではお食い初めできません」

辛辣で笑う

そしてトドメのエソカッター

3つ目の宝石が失われました
船長に思わず
「玉の船内販売やってます?」

なんて聞く始末…


でも3つ目になると人間不思議なもので慣れてしまうんですね
あ、しゃあないな鉛に変えよ
それぐらいの感覚でした笑

ちなみに帰ってから値段考えて死ぬほど落ち込みました

そもそも流れてないんやからそんなタングステン使う必要なんかなかったんや。
采配ミスや。

ジャッカルの爆流ビンビン玉に変え釣りを続けます。
もうこの時点で14時
あと1.2時間と言ったところでしょうか。

俺もう焦って良いぞ。

しかし今年は釣行回数は少ないものの、回数の割によく釣っており、アカメも最終日に釣ったことを考えると自称持ってる男なんです。
このままで終わるはずがない。
今までの経験をフルでいかして集中します。

そしてここで待望の大きな当たりが!!!
まぁ〜叩く叩く
船長もこれにはちょっと鯛っぽい?と聞いてくる感じ
期待に胸を膨らませながらとにかく慎重に慎重にあげてきます。
途中で降参したのか引きは弱まりました。
しかし重さはあります。
そして上がってきたのが…っ!!!

いやお前かーい

めっちゃでかいやないかーい

多分この日船で1番でかいやないかーい

最後まで空気の読めないアマダイさんなのでした
いや、でもめっちゃうまいんやでほんまに
俺はめちゃくちゃ嬉しいんやで複雑やけど

無念にもここでストップフィッシング
タイは釣れませんでした。
しかしここで船長
こんなこともあろうかと前日のタイを1匹取りおいてくれていたようで…

いや普通にええ鯛いただいてもうた

ほんとうに船長には前からお世話になりっぱなしです。
お陰で無事お食い初めは行われ
嫁も大喜びのお食い初めとなりましたとさ
めでたしめでたし。

そしてアマダイ
下のが40センチ以上の大きさ
刺身にしていただきましたが、まぁこりゃ絶品よ
これには嫁もニッコリ


今回なんとかお食い初めはできたものの、個人的な目標である100魚種に向けてマダイは必ず登録しておかなければならない相手です。
現在世間はコロナで大変ですが、少し落ち着いたらまたゆっくりと舞鶴へタイを狙いに足を運びたいと静かなる闘志を燃やすノブナガなのでした。


久々ブログ書いたら死ぬほど長なったわ…
どんだけ釣り好きやねん俺…

Bluegill.lab ~ブルーギル研究会~

ブルーギルに魅せられた4人の熱き男たちの軌跡。 フレッシュウォーター・ソルトウォーター問わず、釣りがライフワークと化した4人の、ただの釣果記録。

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